STAFF COLUMN

なぜ運動すると脂肪は減るの??~脂肪燃焼のメカニズム~

2022.03.07

Burn G の”Burn”には、脂肪を燃焼させ引き締まった体を手に入れるんだというメッセージが込められています。脂肪を燃やすことで体を引き締めることは知っておられる方も多いはず。一方、体の脂肪が燃えるとはどういうことなのかを説明できる人はそれほど多くないのではと思います。今回はBurn G のキーワードでもある『脂肪燃焼』のメカニズムを紐解いていきましょう。

そもそも脂肪ってなに??

さて、皆さんが”脂肪”という言葉を聞くと、どのようにイメージされますか?良いイメージをもつ方は少ないのではないでしょうか。この”脂肪”という存在を語る上で、欠かせないのが「白色脂肪細胞」という細胞です。白色脂肪細胞は、食事によって過剰となった中性脂肪を取り込み、エネルギーとして体内に蓄積させる働きをしており、これらは全身に広く分布しています。つまり、体の中の脂肪とは、白色脂肪細胞によって蓄えられた中性脂肪ということになります。
 白色脂肪細胞は、乳幼児期や思春期などの限られた時期に集中して増加するといわれています(20歳前後の成人では約400億個の白色脂肪細胞が存在します)。ところが近年の研究によって、その時期を過ぎても、存在する白色脂肪細胞が脂肪で満たされると、細胞の数を増やして脂肪を取り込むことがわかってきました。そのため、肥満者の白色脂肪細胞は、約800億にもなるといわれています。

脂肪を燃やすということ

 皆さんが減らしたいと思っている脂肪は、過剰となったエネルギーが白色脂肪細胞によって蓄えられた中性脂肪であることがわかりました。脂肪燃焼とは、このように貯蔵された中性脂肪を消費するということになります。では、どうすればこの貯蔵物を消費することができるのでしょうか?
 実はこの白色脂肪細胞、脂肪を蓄える働きだけでなく、体がエネルギーを必要としたときに、貯蔵物である中性脂肪を自ら分解し遊離脂肪酸とグリセロールという形で全身に供給する働きも担っています。言い換えると、体にエネルギーが必要な状況(エネルギーが枯渇した状態)を作り出せれば、中性脂肪の分解が促進され、脂肪を減らしていくことができるということになります。エネルギーが枯渇した状態は、運動をすることで容易に作り出せますよね。すなわち、「運動をすると脂肪は減る」という事実に立ち返ることができるのです。

Burn G

脂肪燃焼に効果的な運動

 脂肪を燃焼させるためには、いかに多くのエネルギーを消費できるかが重要であることを述べてきました。運動には大きく分けて2種類、無酸素運動と有酸素運動というものがあります。無酸素運動で代表的なものは、レジスタンス運動(筋力トレーニング)ですね。高強度の運動になるため、脂肪燃焼率は高いですが長い時間続けることが難しくなります。一方、ウォーキングや自転車エルゴメータ、ジョギングなどに代表される有酸素運動は、無酸素運動と比較すると運動強度が低く体への負担は少ないですが、エネルギー消費を増大するために非常に長い運動時間が必要になります。
 すなわち、効率的な脂肪燃焼を実現するためには、脂肪燃焼率の高い運動を長時間行うことが求められます。それを実現できるのが”Burn G”。バンジーコードを使用することで体への負担を減らし、高強度の運動を長時間行うことができるようになります。筋肉量を減らすことなく効率的な脂肪燃焼を実現できる”Burn G”は、あなたの理想とする体を手に入れる力になることでしょう。

出典①:京都大学大学院農学研究科、河田照雄教授、脂肪細胞の正体
出典②:厚生労働省、メタボリックシンドローム改善のための基本戦略